2015年1月22日 (木)

A/UXが動く68k Macエミュレーター Shoebill

面白いものを見つけたので久々にMacエミュレータネタ。

ShoebillはPeter Rutenbar氏によるMac IIエミュレータである(動作にはMac II、IIxまたはIIcxのROMイメージファイルが必要)。

これまで、Basilisk IIなどの68k MacエミュレータはMMU(メモリ管理ユニット)をエミュレートしていなかったため、仮装メモリ機能を使用できず、Mac用のUnix系OSをインストールすることもできなかった。

Shoebillは68020 (CPU) + 68851 (MMU) + 68881 (FPU)をエミュレートしており、Apple純正68k Mac用UNIXのA/UXを動かすことが可能となっている。

昨年2月に最初のバージョン(v0.01)がリリースされ、最新バージョンは7月にリリースされたv0.04である。

残念ながら私の環境ではやや不安定でクラッシュが多発するのだが、今後が楽しみなソフトである。

なお、Shoebillとはペリカン目ハシビロコウ科の鳥類であり、アイコンなどに鳥のイラストが使われている。

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2013年8月29日 (木)

Parallels Desktop 9リリース

Parallels Desktop 9の既存ユーザー向けアップグレード版(4900円)がリリースされている。
(一般向け販売は9月6日から)

Parallels Desktop 9では仮装環境でThunderbolt/FireWireデバイスが使用可能になったほか、独自の機能拡張でWindows 8/8.1環境でスタートメニューを表示したり、モダンUIアプリをウィンドウ表示するなど、Windows 7以前のOSに近い操作性で利用することができる。
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2012年10月25日 (木)

Parallels DesktopとWindows 8のアップグレード

ParallelsがKB114973でWindows 8のアップグレードに関する注意事項を公開している。

仮想マシンにインストール済みの旧バージョンのWindowsをWindows 8にアップグレードすると、「仮想マシンが破損し、データ、ファイル、Windows アプリケーションが失われてしまう危険性」があるとのこと。

なお、新しい仮想マシンにWindows 8を新規インストールする場合は問題ないが、Parallels Desktop 8の最新ビルドを使用するようにと記載されている。

【追記】
10/27付けでビルド18305が公開された。また、仮想マシンのWindows 8へのアップグレード手順がKB114985 で公開されている。

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2012年7月 3日 (火)

Newton Emulator for Android

Mini vMacに続いてNewtonエミュレータ「Einstein」のAndroid版をSH-06D NERVにインストール。
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VMware Fusion 2012 TPのNested VM機能

通常、仮想マシン上からCPUの仮想化支援機能(Intel VT-x等)を利用することはできず、KVM等の仮想化支援機能を必須とする仮想化ソフトをゲストOS上で動かすことはできない。

しかし、現在Technology Preview版が公開されている次期VMware Fusionでは仮想マシンで仮想化支援機能を有効化することができる

現バージョンでも設定ファイルを直接編集すれば可能だったが、正式にサポートされるのはありがたい。

2重に仮想化することになるため性能面でのメリットは無いが、仮想化支援機能必須の仮想化ソフトを仮想化環境上で試すことができる。
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2012年7月 1日 (日)

Mini vMac for Android

携帯をAndroid機(SH-06D NERV)に買い替えたので、Mac PlusエミュレータのMini vMacで漢字Talk 1.0を動かしてみた。



実用性は皆無だが、なかなか面白い。
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2012年3月 9日 (金)

Parallels Desltop 7(ビルド15055)リリース

Parallels Desltop 7(ビルド15055)がリリースされている。
リリースノート

OS X Mountain Lion ベータ版とWindows 8 Consumer Preview版を試験的にサポートした。Windows 8 Consumer Preview版はウィザードからダウンロードしてインストールすることも可能。
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2012年3月 8日 (木)

CrossOver Mac XIリリース

CodeWeavers社からCrossOver Mac XIがリリースされている。

コードベースはWIne 1.4。新たにOffice 2010とQuicken 2012がサポートされた。

価格は49.95ドル。14日間の試用も可能。
旧バージョンはPro/Standard/Gamesに別れていたが、本バージョンでは単一製品に統合された。
(元は単一製品だったので戻ったと言える)
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2011年11月24日 (木)

VMware Fusion 4.1 & 4.1.1リリース

11/17、VMwareはVMware Fusion 4.1をリリースした。本バージョンではこれまでインストールできなかったクライアント版のMac OS X 10.5 Leopardおよび10.6 Snow LeopardをゲストOSとしてインストール可能となった。

一部では「Leopard/Snow Leopardは仮想化が禁止されている」と書かれている記事もあるが、使用許諾契約には「1台のMacにつき1部のインストールしか認めない」としか書かれておらず、仮想化については禁止とも許諾とも書かれていない。

個人的にはホストOSとゲストOSのバージョンが異なれば「1台に一部」という条件は満たせると考えているのだが、この解釈が正しいという保証はどこにもない。

これまでのVMwareやParallelsの製品は使用許諾契約で「1台のMacに複数インストール可能」と明言されているLeopard ServerとSnow Leopard Serverだけを仮想マシンのゲストOSとしてサポートしており、クライアントOSはインストールできない仕様となっていた。安全サイドに倒せばこのような解釈になるのはやむを得ないだろう。

Lionでは使用許諾契約が変更され、仮想マシンのゲストOSとしてインストールできることが明言されたため、VMware Fusion 4およびParallels Desktop 7では正式にLionゲストをサポートしている。

しかし、旧OSの使用許諾契約は変更されていないので、VMware Fusion 4.1でLeopard/Snow Leopardゲストがサポートされた理由が分からなかった。

使用許諾契約の解釈について代理店であるアクト・ツーに問い合わせてみたのだが、要領を得なかったのでVMwareに問い合わせてみようと思っていた矢先、11/23付けでVMware Fusion 4.1.1がリリースされた。

公式blogやリンクされているKnowledge Base
を読むと、VMware Fusion 4.xがゲストOSとしてサポートしているOSはあくまでもLeopard Server/Snow Leopard Server/LionおよびLion Serverだけで、4.1.1では再びLeopard/Snow LeopardはゲストOSとしてインストールできないように変更されている。

4.1.0でそれらのOSをインストールした仮想マシンは、4.1.1に上げると起動できなくなるとのこと。


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2011年11月 2日 (水)

CrossOver Games 10.2リリース

Codeweavers社がCrossOver Games 10.2をリリースしている。
(changelog)

あまり大きな変更はなく、コードベースもWine 1.3.9で10.0および10.1から変わっていなかった。

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