SNAPエミュレータを動かす(2)
SDKインストール直後の状態では、SNAPエミュレータのホーム画面には3個のアイコンしかないが、「SNAP Network」からアプリケーションを追加できる。例えば「SNAP Network」-「Games」を開いて「GShisen」アイコンを選択してEnterキーを押すと、アプリケーションがダウンロードされ、ホーム画面にアイコンが追加される。登録したデベロッパーは作成したアプリケーションをIDEからSNAP Developer Netwokにアップロードすることもできるようだ。
「SNAP Network」-「TV」にはAndroidのアイコンもあるのだが、起動しても何も表示されないため用途が分からない。
アプリケーションのアンインストールはホーム画面でアイコンを選択し、Menuキー(無い場合は数字キーの9)を押すとAppNavigatorのメニューが表示されるのでマウスで「Uninstall」を選択すればよい。
Endキー(無い場合は数字キーの1)を押すとエミュレータは終了するが、起動していたアプリケーションはそのまま実行される。つまり、AppNavigatorは単なるランチャーであり、SNAPアプリケーションはエミュレータの中で動いているのではなく、Linux+GNUstep環境で直接動作している。
※:セットアップガイドには「SNAP Emulator」と書かれているが、下部パネルにはアプリケーション名が「SNAP Simulator」と表示される。シミュレータと呼ぶのが妥当に思えるが、前回の記事に合わせて「エミュレータ」と表記した。
| 固定リンク