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2010年5月26日 (水)

XenClientを試す(3)

XenClient管理画面のスクリーンショットを撮る方法がないかと思い、公式フォーラムで質問したところ「status-report」コマンドで撮れることを教えていただいた。
(本来はトラブルシューティング目的の機能)

ただし、User Guideに書かれた手順ではターミナルウィンドウが写ってしまうため、別マシンからSSHで接続し、status-reportコマンドを実行することにした。

● XenClient管理画面のスクリーンショット撮影手順
(1) 管理OS(ドメイン0)のIPアドレスを調べておく。
(管理画面で「Ctrl+Shift+T」キーを押してターミナルウィンドウを開き「ifconfig」コマンドを実行)

(2) 別マシンからSSHでXenClientの管理OSに接続。

(3) status-reportコマンド実行。最初にスクリーンショットをレポートに含めるか聞かれるので「yes」とタイプしてEnterキーを押す。

(4) 続いてSummary(要約)、Details(詳細)、Step 1(再現手順)を順に聞かれるが、何も入力せずにEnterキーを計3回押す。

(5) しばらく待つとレポートのアーカイブファイルが作成される。
(/storage/status-report/フォルダ下)

(6) status-serverコマンド実行。URLが画面に表示される。
(ファイルダウンロード後はEnterキーを押すとサーバーが停止する)

(7) ウェブブラウザで(6)のURLにアクセス。レポートのアーカイブファイルがダウンロードされる。

(8) ダウンロードしたアーカイブファイル(例:status-report-20100526221547.tar.bz2)を適当なツールで展開する。

(9) 展開したファイルの中に「screenshots.tar.bz2」というアーカイブファイルがあるので、それを展開する。
(これには管理画面だけでなく実行中の全ゲストOSのスクリーンショットも含まれる)
S1S2S3

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VMware Fusion 3.1 リリース

VMwareがVMware Fusion 3.1を正式リリースしている。3.0ユーザーは無償でアップグレード可能。

大きな変更はないが、性能向上や使い勝手の改善が行われている。

・ゲストOSで最大8個の仮想プロセッサが利用できるように。
・Windows Vista/7ゲストでOpenGL 2.1をサポート
・USBデバイス接続時にMac/Windowsどちらに接続するか確認するダイアログを表示。選択の記憶も可能。
・Boot Camp仮想マシン起動時のパスワード入力が省略可能に。
・ゲストOSとしてUbuntu 10.04等のサポートを追加。
・仮想マシンフォーマットの標準規格(OVF)との相互変換を行うコマンドラインツール(OVF Tool 2.0)を同梱(カスタムインストールが必要)。
F2F3F1

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2010年5月24日 (月)

VirtualBox 3.2:ゲストアプリケーションをホストから起動

VirtualBox 3.2では、ゲストOSのアプリケーションをホスト側から起動する機能がサポートされた。
GUIで設定することはできず、コマンドラインからVBoxManageコマンドを以下のように指定して実行する必要がある。

VBoxManage guestcontrol execute 仮想マシン名 起動したいプログラムのフルパス --username ユーザー名

シェルスクリプトファイルとして記述すれば、Finderからダブルクリックで起動したり、ドックに保存しておくことも一応可能。

現状ではVMware FusionやParallels Desktopの連携機能のように洗練されていないが、今後の改善に期待したい。
Vb32_app

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2010年5月22日 (土)

XenClientを試す(2)

XenClientのゲストOSは全画面表示されるため、複数OSをひとつの画面で使用することはできない。
ただし、Windowsのリモートデスクトップ機能を使用すれば、OS上の一つのウィンドウとして別OSのデスクトップを表示することができる。

また、XenClientには他OSで動作しているアプリケーションのウィンドウを別OS上に表示するSecure Application Sharing(安全なアプリケーション共有)という機能があり、仕組みは異なるが、Windows 7のXPモードのような使い方も可能である。

以下、アプリケーションを共有するVMを「XP」、使用するVMを「Win7」として手順を簡単に説明する。
「xc-tools」のイメージファイルはデフォルトでEドライブにマウントされているが、マウント解除している場合は管理画面の「General」タブで「Tools CD」を「Attached」に変更する。

(1) XP:「xc-tools」ディスクの「SecureApplicationSharing」フォルダを開いてsetup.exeを起動。「Publish Applications」にチェックを入れてインストールを行い、VMを再起動する。

(2)Win7:同様に「SecureApplicationSharing」フォルダ内のsetup.exeを起動。「Subscribe to Applications」にチェックを入れてインストールを行い、VMを再起動する。

(3) 管理画面:Win7の詳細画面を開いて「Experimental」タブの「Subscribe to Applications」を有効化(Enabled)する。

(4) 管理画面:同様にXPの詳細画面で「Experimental」タブの「Publish Applications」が有効化(Enabled)されていることを確認する(自動的に有効化される)。

(5) Win7:スタートメニューから「Dazzle Apps」-「Select more apps ...」を開く。

(6) Win7:「Citrix Dazzle」のウィンドウが開いたら、リストから使用したいアプリケーションを選んで「Add」ボタンをクリック。スタートメニューの「Dazzle Apps」下にアプリケーションのアイコンが追加されるのでクリックして起動する。
Xc3Xc4Xc5

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XenClientを試す

本来ならCore i5/i7搭載のノートPCで試したかったが、予算の都合でDELL Optiplex 780(Q45チップセット)を中古で購入。

念のためBIOSを最新バージョン(A03)に更新し、VT-dを有効化してXenClientをインストールした。
1.0 RCでは日本語キーボードがサポートされないため、キーボードはUS配列を選択、公式にXenClientの動作が確認されているPCなので問題なくインストールできた。

なお、XenClientの日本語情報はV12nに詳しくまとめられている。

1.0 RCでゲストOSとしてサポートされているのはWindows XP SP3/Vista SP2/7の各32bit版だけ。それ以外のOSには拡張機能(XenCelient Tools)が提供されないため、インストールできたとしても使い勝手が悪い。

ゲストOSの切り替えは「Ctrl+数字」キーで行える。管理画面の表示は「Ctrl+0」キー。
XenCelient Toolsをインストールすれば画面上部に表示されるツールバーのアイコンをクリックして表示を切り換えることもできる。

管理OS(ドメイン0)はLinux(カーネル2.6.27.29)ベースで、管理画面で「Ctrl+Shift+T」キーを押すとコンソールウィンドウ(ターミナル)が表示される。

管理画面で仮想マシンの詳細画面を開き、「Experimental」タブの「3D Graphics Support」を有効化(Enabled)すると、VGA パススルーが使える。Q45チップセットのオンボードビデオ(GMA 4500)なので高性能とは言えないが、Aeroインターフェースも問題なく使える。Xen 4.0では苦労したが、XenClientでは簡単にVGA パススルーを試すことができた。

【補足】
仮想マシン詳細画面の表示方法
(1) 「Ctrl+0」キーまたはツールバーの「Home」アイコンで管理画面に切り換える。
(2) 管理画面のツールバー中央の「View」アイコンの右側をクリックしてリスト表示にする。
(3) 目的の仮想マシンの「View Details」をクリックする。
Xc1Xc2

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2010年5月19日 (水)

VirtualBox 3.2リリース

OracleがVirtualBox 3.2をリリースしている。
(Changelog)

iMac(Mid 2007)のBoot Camp環境(Windows XP)上でSnow LeopardをゲストOSとしてインストールできた。
Vb32_osx

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2010年5月13日 (木)

XenClient 1.0 RC 公開

CitrixがCitrix Synergy 2010で「XenClient 1.0」のリリース候補版を公開し、isoイメージファイルの配布を開始している。

XenClientは以前「Project Independence」のコードネームで呼ばれていたクライアント向けType-1ハイパーバイザー型仮想化ソフト。

昨年のCitrix Synergy 2009ではMacBookでXenClientを動かすデモ(動画)も披露されたので、最初のリリースでMacBook Proがサポートされるのではないかという予測(virtualization.info)もあったが、1.0 RCでサポートされているハードウェアのリストにMacBook/MacBook Proは掲載されていない。

サポート対象外のDELL Optiplex 755にインストールしてみたが、初回起動時にロゴが表示された段階で停止してしまった。現状では正式にサポートされているビデオカードはIntel 4/5シリーズチップセットの内蔵ビデオだけなのでQ35チップセットのOptiplex 755ではダメなのかもしれない。

【追記】
公式フォーラムでの回答(We don't currently have a timeframe for Mac support.)を読む限り、当面Macをサポートする可能性は無さそう。

【追記2】
ASCII.jpに掲載されたCitrix CEO マーク・テンプルトン氏のインタビューには「AMDの前にアップルのプラットフォームをサポートする予定」と書かれている(時期は不明)。
Xenclient

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VirtualBox 3.2 Beta3公開

OracleがVirtualBox 3.2 Beta3を公開している。
(フォーラムでのアナウンス)

【追記】
現在、Boot Camp環境のWindowsで仮想マシンを作成し、ゲストOSとしてLeopardをインストールしようとすると言語選択画面が表示される前の段階で止まる(レインボーカーソル状態)。Mac OS X環境でインストール済みのハードディスクイメージファイルを割り当てても起動できない(EFIシェルに落ちる)。残念ながらBeta3でも解決していなかった。
Vb32b3

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CrossOver Games 9リリース

5/12付けでCodeWeavers社がCrossOver Games 9をリリースしている。
(プレスリリースChange Log)

4月に公開されていたUnsupported版から大きな変更は無い。

価格は39.95ドル。CrossOver Professionalの登録ユーザーは追加料金無しで利用できる。
Cxg9

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2010年5月10日 (月)

VirtualBox 3.1.8リリース

OracleがVirtualBox 3.1.8をリリースしている。
(Changelog)

すでに3.2のベータ版も公開されているが、安定性を重視するなら3.18を使用したほうが良いだろう。

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2010年5月 8日 (土)

VirtualBoxのマルチモニタ機能

VirtualBoxではマルチモニタ機能がサポートされている。従来はコマンドライン操作が必要だったが、バージョン3.2(Beta)ではGUIで設定可能になった。

実モニタが一つしかない環境でも最大8個の仮想スクリーンを使用してマルチモニタ環境を構築できるのが面白い。

ただし、この状態でフルスクリーンまたはシームレスモードに切り換えることはできない。
(実ディスプレイよりも多くの仮想ディスプレイが割り当てられているというエラーとなる。)
Multi

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VirtualBox 3.2 Beta2公開

OracleがVirtualBox 3.2 Beta2を公開している。
(フォーラムでのアナウンス)

日本時間で金曜の17時ごろにビルド61246が公開されたのだが、GuestAdditionsの不具合が見つかったため取り下げられ、数時間後にビルド61272が再公開されている。

ただし、ビルド61272はEFI周りに問題があるようで、Mac OS Xゲストが動作しない。
フォーラムのポストを参考にVBoxEFI32.fdとVBoxEFI64.fdをBeta1のファイルで置き換えたところ、正常に動作するようになった。

【追記】
フォーラムに案内が掲載された。
Macホスト版の場合はVirtualBoxアプリケーションのパッケージの内容を表示し、「Contents」-「MacOS」フォルダ内の同名のファイルと置き換えればよい。

【追記2】
EFIの問題を解決したビルド61317が公開された。
Vb32b2

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2010年5月 4日 (火)

VMware Fusion 3.1 RC公開

VMwareがVMware Fusion 3.1 Release Candidateを公開している。
(リリースノート)

7/15まで試用できるライセンスキーが提供されている。
(バージョン3.0のキーはそのまま使用できる)

ユーザーインターフェースが日本語化されているが、機能面ではBeta版から大きな変更は無さそう。
Vm31rc


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