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2010年2月28日 (日)

Parallels Server Bare Metal Edition(PC版、Mac版)

Parallels Server for Mac Bare Metal Editionのトライアル版が公開されたが、機材の都合でインストールできなかった。

ただし、インストールDVDの内容やドキュメント類を見たかぎり、違いはMacハードウェアやMac OS X Serverゲストへの対応くらい(これが重要なのだが)で、ソフト自体はPC版のParallels Server 4 Bare Metalとほぼ同等のようだ。

現在Parallels Server for Mac Bare Metal Editionのサイトに掲載されている図はホストOS型のParallels Server for Macの図であり、正しい図ではない。

Bare Metal 版の管理OS(Xenのドメイン0)はLinuxベースでGUI画面は持たない。仮想マシンをGUIで操作するには別マシンからParallels Management Console(PMC)で接続する。PMCはMac版/WIndows版/Linux版が利用できる。

図はParallels Server for Mac Bare Metal Editionのインストーラ画面と、PC版のParallels Server 4 Bare MetalにMac版のParallels Management Consoleから接続したところ。PC版のParallels Server 4 Bare MetalではVT-dを使ってネットワークカードを仮想マシンに直接割り当て(PCI パススルー)が可能だが、ビデオカードの直接割り当てはできないようだ。

サーバー用途向けなのでビデオカードの直接割り当ては重視されないのも仕方ないが、今年こそはクライアント向けの仮想化ソフトでビデオカードのPCI パススルーが手軽に利用可能になってほしいものだ。
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2010年2月25日 (木)

Parallels Server for Mac Bare Metal Edition発表

24日付けでParallelsがParallels Server for Mac Bare Metal Editionを発表している。
(プレスリリース)

Type-1 ハイパーバイザーとしてはMac(Apple製ハードウェア)での動作を正式サポートした最初の製品となる。

これまでもMacでXenHyper-VといったType-1 ハイパーバイザーを動作させることも不可能ではなかったが、これらは仮想マシン上でMac OS Xを動かすことができなかったため実用的とは言えなかった。

Parallels Server for Mac Bare Metal EditionはゲストOSとしてLeopard ServerとSnow Leopard Serverに対応している。

また、先日のEFI Firmware UpdateによりMac Pro/XserveのVT-dサポートが改善されたため、本製品ではネットワークカードの直接割り当て(PCI パススルー)に対応している。
(ビデオカードのパススルーについては言及なし)

現時点で価格やリリース時期は不明だが、PC/AT互換機向けのParallels Server Bare Metal Standard Editionは999ドルと個人ユーザーが気軽に手を出せる価格ではない。

しかし、64bitゲストOSや仮想SMPなどの機能もParallels Serverで先行してサポートされ、その後Parallels Desktopでもサポートされたので、将来的にはParallels DesktopでもVT-dがサポートされるかもしれない。

【追記】
サイトにParallels Server for Mac Bare Metal Editionのページが追加された。

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2010年2月19日 (金)

VMware Fusion 3.0.2リリース

VMwareからVMware Fusion 3.0.2(ビルド232708)がリリースされている。
(リリースノート)

ソフトウェアアップデートまたは単体のインストーラが利用できる。

最新のMac OS X 10.6 Serverを仮想マシンのゲストOSで動かす際の問題が解決したとのこと。
Vm302

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2010年2月13日 (土)

VirtualBox 3.1.4リリース

OracleがVirtualBox 3.1.4をリリースしている。
(Changelog)

メンテナンスリリースのため、機能の追加はないが、SMPの安定性向上など多くのバグFIXが行われている。また、新規仮想マシン作成時、ネステッドページングとVPIDがデフォルトで有効となっている。
(ネステッドページングとVPIDはNehalemアーキテクチャ以降のCPUでサポートされている)

なお、OracleのSun買収完了後、初のリリースとなるが、アプリケーションのアイコンなどの表記はSunのまま変更されていない。
Vb314

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2010年2月12日 (金)

CINEBENCH R11.5

MAXON、最大64スレッド対応の「CINEBENCH R11.5」(PC Watch)

3Dベンチマークソフト「CINEBENCH R11.5」がリリースされていたので無理を承知でParalles Desktop 5上で起動してみた。

マシン:iMac(Late 2009) Core i7

ホスト環境:Mac OS X 10.6.2、メモリ8GB

結果
OpenGL:32.10 fps
CPU:5.07 pts

ゲスト環境:32bit版Windows 7、8個の仮想CPUとメモリ2GBを割り当て。

結果
OpenGL:2.45 fps
CPU:4.53 pts

当然の結果だが、CPUはホスト環境の9割程度の値だが、GPUは1割にも満たない(動作するだけでも大したもんだが)。
仮想マシン環境でのGPUの性能向上はVT-dの普及を待つ必要があるだろう。
Cb115

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2010年2月 5日 (金)

VirtualBox 3.1.4 β2公開

OracleがVirtualBox 3.1.4 β2を公開している。
(フォーラムでのアナウンス)

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2010年2月 3日 (水)

CrossOver Games 8.2(Unsupported Builds)公開

CodeWeavers社がCrossOver Games 8.2を試験的ビルドとして公開している。
登録ユーザーはログイン後「My Account」-「My Downloads」ページの「Unsupported Downloads」タブからファイルを入手できる。

新たにStar Trek Onlineがサポートされた。
コードベースはWine 1.1.37。
(公式フォーラムより)
Cxgames82

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2010年2月 1日 (月)

「仮想化」という用語

iPadでWindows 7アプリを利用可能に、Citrixが仮想化ソフトを強化(ITproの記事)

以前から思っていたのだが、何でもかんでもひとくくりに「仮想化」と呼ぶのは誤解を招くのでやめたほうがいいと思う。

元々Citrixは遠隔操作ソフトを得意としていたベンダーで、Windowsのリモートデスクトップも同社の技術をベースとしている。

2007年にCitrixはオープンソースのハイパーバイザー型仮想化ソフト「Xen」の開発元であるXenSourceを買収し、Xenベースのサーバー向け仮想化ソフト「XenServer」を開発している。

その後、Citrixは同社の遠隔操作ソフトをXenAppや XenDesktopといった名称に変更した。これらはXenの名前を冠してはいるが、ハイパーバイザーではない。製品名に一貫性を持たせたいのは分かるが、かえって分かりづらくなってしまったように感じる。

また、こうした「アプリケーションの仮想化」や「デスクトップの仮想化」は「PCハードウェアの仮想化」とは異なる技術なので、ひとくくりに「仮想化ソフト」と言ってしまうのは混乱の基となる。

話を戻してITproの「iPadでWindows 7アプリを利用可能」という表現は間違いではない。しかし、「iPadとは別にWindowsが動作しているサーバーが必要で、そのサーバーに接続して手元のiPadにWindowsのデスクトップやアプリケーションの画面を表示して操作する」ことが分かりづらい。

公式blogでも若干誤解したようなコメントが見受けられたが、これはParallels Desktopのように「iPad上に仮想的なPC環境を構築してWindowsをインストールする」といった種類のソフトではないので誤解のないように。

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