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2009年7月30日 (木)

CrossOver Mac 8 日本語版と英語版の相違点

Standard版のみ販売されているCrossOver Mac 8日本語版について「従来のPro版からゲームアプリケーションを動作させるための初期設定を切り離し、一般向けのアプリケーションに対応した製品。 別パッケージとすることで、Pro版よりも安価になった(Internet Watch)」とか「今回の製品は“Standard”を銘打っており、ゲーム対応用の初期設定を切り離すことで価格が抑えられている(ITmedia)」など、Pro版からStandard版に変更されたことでゲーム用の設定が省かれたように書かれているが、これは正しくないと思う。

ゲーム設定の有無はPro版とStandard版の差ではなく、バージョン7と8の差である。英語版のバージョン7ではStandard版であってもFalcom工画堂スタジオなどのゲームが対象製品としてアプリケーションインストーラのリストに表示されていたのだが、バージョン8ではPro版でもリストから省かれている。英語版では別途ゲーム用途に特化した「CrossOver Games」という製品が販売(Pro版はGamesの使用権も含む)されているためだと思われるが、Games日本語版についてのアナウンスはない。ネットジャパンのプレスリリースを見ても主にビジネス用途での使用を想定しているように思える。私自身はあまりゲームには興味が無いのだが、ゲーム用途を期待していた日本のユーザーには少し残念なアップデートかもしれない。

また、英語版では複数のユーザーアカウントでボトルを共有する機能はPro版でのみサポートされており、Standard版では省略されているのだが、なぜか日本語版はStandard版でもボトルの共有機能がサポートされている。

このほか、日本語版では英語版でサポートされているIP電話アプリケーションの「BIZTEL」がリストから除外されている。従来は日本語版でもサポートされており、BIZTELのサイトにも掲載されていた。
Cxmac7_stdCxmac8_proCxmac8_stdCxmac8j_std

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2009年7月27日 (月)

CrossOver Mac 8 Standard 日本語版に関する情報

NetJapanのサイトにはまだ記載がないのだが、ベクターなどのオンラインショップに「CrossOver Mac 8 Standard 日本語版」の案内ページができている。

なお、現在ベクターでは購入ページに進むとエラーになる。ムラウチドットコムではCD-ROM版の発売日は8/20と記載されている。

英語版では前バージョンの7からProfessional(69.95ドル)とStandard(39.95ドル)の2つのエディションが用意されていたが、日本語版の7はPro版のみ発売されていた。日本語版の8ではStandard版が用意されるが、Pro版に関する記載は見当たらない。

ベクターのサイトによれば価格は5,880円で「CrossOver Mac 8 Standardでは、ゲーム対応のための初期設定を切り離し、価格を変更しました」とのこと。なお、英語版ではゲームの動作に特化した「CrossOver Games」という製品も別途販売されているが、日本語版のGamesについての言及はない。

【追記】
28日付けで正式発表された(プレスリリース)。
パッケージ版(6,825円)は8/20から、ダウンロード版(5,880円)は7/28から販売開始。30日間試用できる体験版も公開されている。
Cxmac8j

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2009年7月19日 (日)

Palm webOS SDK

PalmがwebOS SDKを一般公開していたので試してみた。

PDAやスマートフォンのSDKは実機がなくてもアプリケーションの動作確認が行えるようにエミュレータを使用するものが多いが、webOS SDKではデバイスのエミュレータをVirtualBoxで動かしているところが面白い。SDKの導入前にVirtualBoxをインストールしておく必要があり、SDKダウンロードページからもVirtualBoxのイメージファイルにリンクが貼られている。SDKをインストールすると、自動的にVirtualBoxの設定が行われ、OSタイプ「Linux 2.6」の仮想マシンが作成されるので、Linux上でPalmのエミュレータを動かしているようだ。

Mac OS X版の場合、「アプリケーション」フォルダに「Palm Emulator.app」がインストールされるので、ダブルクリックで起動すると自動的にVirtualBox VMが起動し、webOSの画面が表示される。日本語インターフェースや日本語入力には対応していないが、内蔵ブラウザでは日本語表示できた。
内蔵ブラウザのユーザーエージェントは「Mozilla/5.0 (webOS/1.1; U; en-US) AppleWebKit/525.27.1 (KHTML, like Gecko) Version/1.0 Safari/525.27.1 Pre/1.0」
SdkWebos

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2009年7月14日 (火)

TechCrunch日本語版の無神経さ

普段、このような話を記事にすることはないので、書くべきか少々悩んだが、やはり書いておくことにする。

各所のGoogle Chrome OSに関するニュースを読んでいて、TechCrunch日本語版の「GoogleがMicrosoftに核爆弾を投下, その名はChrome OS」を見つけた。この記事には核実験の写真が貼られていて、これだけでも趣味の悪い写真の選択だと思ったのだが、続く「GoogleのChrome OS爆撃がAppleに殆ど影響を与えない理由」という記事ではなんと長崎原爆の写真が使われている。

「攻撃」や「爆弾」を表現したいのなら、他にいくらでも方法があると思うが、核実験の写真ならまだしも多くの人命を奪った実戦での核爆発の写真を使うとは、いくらなんでも無神経すぎると思う。だが、多くの米国人にとって核兵器は「威力の大きな爆弾」くらいの認識でしかないのだろう。残念ながら。

また、このような記事をそのまま翻訳し、日本の読者に向けて発信するTechCrunch日本語版スタッフも無神経だと思う。翻訳の際に図版の削除や差し替えはしない等の取り決めがあるのかもしれないが、彼らはこの記事の掲載に何の疑問も抱かなかったのだろうか?

別にややこしい話をするつもりはない。もし、これが逆の立場だったらどうだろう?日本のサイトに「GoogleがMicrosoftを攻撃」といった記事があり、それに真珠湾攻撃や911のWTCビルの写真が使われていたとしたら?それを英語に翻訳して米国の読者に向けて発信しただろうか?

そういったことを考えたら、このような記事の掲載などできないのではないか、と私は思う。

【追記】
15日朝(日本時間)の時点で日本語版の記事から当該の写真が削除され、日本語版編集部の謝罪コメントが掲載されている。

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2009年7月11日 (土)

VirtualBox 3.0.2 リリース

7/10付けでSun MicrosystemsがVirtualBox 3.0.2をリリースしている。
Changelog

3.0と同様、FFベンチはまだ正常に描画されなかった。

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Google Chrome OS 雑感

GoogleがChrome OSの開発を表明して以来、各所で様々な意見が出ている。

そんな記事のひとつである「「畑違い」のGoogle OSへの不安と疑問(ITmedia)」の記事を読んで、畑違いなのはOSビジネスに参入したGoogleではなく、この記事を書いたライターのほうだろうと思った。

「変化を受け入れない年寄りのようかもしれないが、わたしはコマンドプロンプトでかなりの作業をこなしている。ディレクトリにアクセスして、手動でファイルを編集できるのがいいのだ。」とあるのだが、Chrome OSにコマンドプロンプト(ターミナル)が無くても、それは大した問題ではない。Chrome OSがリリースされたからといって他のOSが無くなるわけではないし、必ずChrome OSを使わなければならないわけでもない。ターミナルが必要なら「普通のLinux」を使えばよいだけの話だ。

開発環境の不安についても、別に開発環境と実行環境が同じである必要はない。例えばiPhoneだけでiPhoneアプリが開発できないことに文句を言う開発者を(私は)見たことも聞いたこともない。

要するに「パワーユーザーとして、これは心配だ」ということらしいが、Chrome OSは当初はネットブックをターゲットにしているので、ターミナルや開発環境が必要なパワーユーザー向けのOSにはならないだろう。だから「(自称)パワーユーザー」には畑違いのOSだと思うのである。

私自身、Chrome OSには技術面での興味はあるが、 大きな期待はしていない。それは単に自分がChrome OSをメイン環境として使用することが(当面の間は)無いだろうという理由によるもので、Chrome OS自体の出来とは関係ない。ただし、メイン環境としては使わなくても、入手できるようになれば試してみたいとは考えているし、内容次第では友人や知人に勧めることもあるかもしれない。

「あのGoogleがOSを作る」ということで過剰な期待があるように思うが、それほど大騒ぎするようなものでもないだろうというのが私の率直な感想である。

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2009年7月 1日 (水)

VirtualBox 3.0 リリース

6/30付けでSun MicrosystemsがVirtualBox 3.0をリリースしている。

主な変更点
・最大32個の仮想マルチプロセッサをサポート。
・WindowsゲストでDirect3D 8/9 アクセラレーションに試験的に対応。
・Windows/Linux/SolarisゲストでOpenGL 2.0 アクセラレーションに対応

Direct3Dアクセラレーションは試験的サポートレベルなので仕方ないが、私の環境では「ゆめりあベンチ」はVMごとクラッシュした。「FFベンチ」は正常に表示されなかった。
Vb_ff

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