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2009年5月 8日 (金)

クライアント向けハイパーバイザーのデモ動画

Citrixがクライアント向けハイパーバイザーのデモ動画を公開している。
(ソース:Xen公式blog

今年の1月、Citrixはクライアント向けハイパーバイザー(開発コード名:Project Independence)をIntelと共同開発していくことを発表した(プレスリリース)。

これはPCベンダーに提供され、PCにあらかじめハイパーバイザーを組み込んだ形で出荷されるという。
(参考記事:Enterprise Watch)

ちなみにほぼ同時期にVMwareも同様のクライアント向けハイパーバイザーをIntelと共同開発していくことを発表している。
(参考記事:@IT)

今回公開されたデモで興味深いのは、ハイパーバイザーをApple製ハードウェア上で動かし、Mac OS XとWIndowsの画面を切り換えて表示していることだ。
(ビデオの42分頃から)

Appleの秘密主義な体質を考えると、Appleがこのプロジェクトに関わっているなら正式発表前にデモを公開することを許可しないように思う。このため現時点ではAppleと無関係にCitrixとIntelが開発を進めているだけかもしれない。だが、両社はAppleに対してこの技術を採用するように働きかけているだろうし、Appleがその気になれば、これを採用した製品を作ることは難しくないはず。

現状、Apple製ハードウェアでWindowsを使うにはBoot Campと仮想化ソフトの2つの方法があるが、前者はOS切り替えに再起動が必要で、後者は性能が低下する(特にビデオ性能)という問題がある。

もし、将来のApple製品にクライアント向けハイパーバイザーが組み込まれるならば、WindowsとMac OS Xを再起動することなく高速に動作させることができ、複数のOSを併用するユーザーには理想的な環境が手に入ることだろう。
(Parallelsには悪夢かもしれないが)

PCの世界でクライアント向けハイパーバイザーを採用した製品は今年の後半に登場する予定である。Intelのビジネス向けプラットホームvProを対象としているので、おそらくNehalemベースのCPUを採用した次期vProの登場に合わせて製品が登場するのではないかと思われる。もしAppleから対応製品が登場するなら、ほぼ同じ時期になるだろう。

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