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2008年11月29日 (土)

Chromium TestShellのビルド

Googleのウェブブラウザ「Google Chome」は、現在Windows版のベータ版だけがリリースされている。ソースコードはChromiumとして公開されているが、現状マック上では完全なアプリケーションとしてビルドすることはできず、テスト用の簡易ブラウザ(TestShell)がビルドできる段階である。公開されている手順に従いビルドしてみた。
ユーザーエージェントは「Mozilla/5.0 (Macintosh; U; Intel Mac OS X 10_5_5; en-US) AppleWebKit/528.5 (KHTML, like Gecko) Chrome/ Safari/528.5」。Acid3 Testでは「LINKTEST FAILED」と表示されるが100/100点だった(Safari 3.2.1は75/100点)。
まだまだ不具合も残っているが、公式なMac版のリリースにも期待したい。
Chromium

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2008年11月24日 (月)

VirtualBox 2.0.6リリース

Sun MicrosystemsからVirtualBox 2.0.6がリリースされている。
ChangeLogを見る限り、Macホスト版では大きな変更は無さそう。

なお、Ticket #2018(I18N progress 2.0)によれば、近々2.1がリリースされる予定とのこと。

【追記】
Macホスト版v2.0.6では旧バージョンと同様VT-xがサポートされていない。このため64ビットOSをゲストOSとして使用できない。ただし、メーリングリストにポストされた内容によれば、バージョンは明言されていないが、「次のリリース」ではサポートされる予定のようだ。

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2008年11月22日 (土)

Parallels Desktop 4.0 (ビルド3540)リリース

ParallelsがParallels Desktop 4.0 (ビルド3540)をリリースしている。

フォーラムで限定公開されていたバイナリとはビルド番号は同じ3540だが、詳細バージョンが異なる(限定公開されていたものは4.0.3540.208607で、正式公開されたものは4.0.3540.209168)ので、すでに限定公開版をインストールしていたユーザーも正式版に入れ替えたほうが良いだろう。

アップグレード後に発生した問題など、細かなバグフィックスのみで機能面での変更はない。
Pd4_3540

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2008年11月18日 (火)

VT-x Generation 2

Parallels Desktop 4.0の新機能の一つとして、Intelの次世代仮想化秘術VT-x2に対応するなど、仮想化エンジンの改良によりパフォーマンスが 最大50%向上したというものがある。

少々疑問に思ったのでフォーラムで「どのMacでVT-x2がサポートされているのか?」と質問してみたのだが、これまでのところ回答を得られていない。

VT-x2(Generation 2)は、拡張ページテーブル(EPT)の実装により、仮想マシンの実アドレスから物理マシンの実アドレスへの変換をハードウェアで行うことで仮想化のオーバーヘッドを低減する技術。
@ITの記事

ただし、EPTが実装されるのは、Nehalem世代からで、それ以前のCPUでは利用できないはず。
PC Watchの記事

つまり、Parallels Desktop 4.0でVT-x2を利用できるMacは現在ラインナップにないことになる。現状で使用できない機能を新機能としてアピールするのはちょっとフェアではないような気もするが、もしParallelsがAppleの協力の下でNehalem搭載の試作機での実機確認を行ったとすれば、Nehalem搭載のMacが登場するのも案外早いのかもしれない、と妄想したくなる。
(Parallelsがどの程度Appleと連携して開発を行っているか知る由もないが)

また、NehalemことIntel Core i7が正式発表され、いろいろな資料も公開されている。X58チップセットのデータシートを見ると、VT-d対応とIOVがサポートされていることが確認できる(1.1.7章)。

スペック上サポートされているというだけで、販売されているX58マザーボードでVT-dが必ず使用できるというわけではないが、Core i7/X58により、VT-d/IOVの普及に拍車がかかることに期待したい。

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2008年11月16日 (日)

SPOREとCider

本blogで過去に何度か取り上げたTransGaming社のCiderに興味があったのだが、ユーザーが試用できるようなものはなく、わざわざゲームを購入する気にもならなかったので放置していた。しかし、たまたま別件で調べものをしていたところ、シミュレーションゲーム「SPORE」の生物を作成するツール「クリーチャー クリエイター」の無料体験版を見つけたので試しにダウンロードしてみた。

インストールして調べてみると、予想どおりSPORE本体と同様Ciderを利用していることが分かった。インストーラ画面を見るとCiderの一部にReWinedとWineのコードが含まれることが記載されている。
(ReWinedについてはWine FAQ 2.6章参照のこと)

ディレクトリ構成は異なるが、CrossOver Chromiumと同じような感じでパッケージ内に仮想Cドライブがあり、Windows用にビルドされたアプリ本体が格納されている。

なお、SPOREの英語版はWindows/Mac両対応だが、日本語版はWindows専用となっている。理由は不明だが、初期のWineがそうであったように、Ciderの日本語の扱いに難があるのかもしれない。
Sporecc1Sporecc2

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2008年11月15日 (土)

VMware Fusion 2.0.1(ビルド128865) リリース

VMwareからVMware Fusion 2.0.1 (ビルド128865)がリリースされている。
リリースノート

メンテナンスリリースのため大きな変更はないが、最新のMacBook/同Pro/同Airで一部のゲーム、もしくは 3D 描写を使用するアプリケーションを実行した際、まれにホスト OSがフリーズするという問題(act2:2008 年 10 月発売 MacBook シリーズ利用時に発生する症状と対処方法について)が修正されている。

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2008年11月13日 (木)

Parallels Desktop 4.0:OpenGL 2.0サポート

3D関連のテストはiMacでは力不足なので、反則だがEFi-X環境でテストを実施してみた。
ホストPCのスペックは以下の通り。
・CPU:Intel Core 2 Quad Q9300(3.0GHzにオーバークロック)
・GPU:NVIDIA GeForce 8800 GT

CINEBENCH R10の結果は以下の通り。ビデオカードが「Parallels using NVIDIA GeForce 8800 GT OpenGL Engine」と表示されることから、GPUの機能を利用して高速化させているようだ。Shadingの結果は2733と仮想マシン環境としてはなかなか健闘している。
また、Multiprocessor Speedupの結果から、仮想マルチプロセッササポートの効果が大きいことも分かる。

CINEBENCH R10
****************************************************

Tester :

Processor : Intel(R) Core(TM)2 Quad CPU Q9300 @ 2.50GHz
MHz :
Number of CPUs : 4
Operating System : WINDOWS 32 BIT 5.1.2600

Graphics Card : Parallels using NVIDIA GeForce 8800 GT OpenGL Engine
Resolution :
Color Depth :

****************************************************

Rendering (Single CPU): 3416 CB-CPU
Rendering (Multiple CPU): 12610 CB-CPU

Multiprocessor Speedup: 3.69

Shading (OpenGL Standard) : 2733 CB-GFX


****************************************************
Cinebench

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Parallels Desktop 4.0:付属ユーティリティ

Parallels Desktop 3.0には総合セキュリティーソフト「Kaspersky Internet Security」の6ヶ月間の使用権が含まれていたが、4.0では「Parallels Internet Security Powerd by Kaspersky」という名称で、使用期間も1年間に延長されている。
(VMware Fusion 2.0付属のMcAfee VirusScan Plusも1年間使用できる)

また、4.0ではパーティション操作ツール「Acronis Disk Director Suite 10」とバックアップツール「Acronis True Image 11 Home」が新たに付属する。なお、ダウンロード版の場合、Acronis製品はディスクイメージファイルに同梱されておらず、ダウンロードページから別途ダウンロードする必要がある。
(付属する製品は英語版)

また、トライアル版でもParallels Internet Securityは使用できるが、Acronis製品はParallels Desktop 4.0の正規ライセンスを取得後、Webサイトでユーザー登録してシリアルキーを入手する必要がある。

これらの付属ソフトは従来99.99ドルで販売されていたParallels Desktop 3.0 for Mac Premium Editionと同じなので、実質的な値下げと言えるかもしれない。

なお、日本語版Parallels Desktop 3.0にはKaspersky Internet Securityは同梱されていなかった。
理由は不明だが、Kaspersky製品はジャストシステムが日本で扱っているため、同梱が困難だったのかもしれない。
Acronis製品はParallelsと同様、日本ではラネクシーが扱っているので、日本語版でも使えることを期待したい。
KasperskyAcronis

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2008年11月12日 (水)

Parallels Desktop 4.0:通知領域アイコンをメニューバーに表示

Parallels Desktop 4.0では、コヒーレンスモード時、通知領域(システムトレイ)のアイコンがMacのメニューバーに表示されるようになった。
ただし、システムアイコン(ボリュームやネットワーク等)は表示されない。
また、コヒーレンスモードのデフォルト設定ではWindowsのタスクバーが画面上部に配置されるので、あまりメリットがない。タスクバーを自動的に隠す設定で使っている場合は便利かもしれない。
Menu

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Parallels Desktop 4.0:SmartMount

Parallels Desktop 4.0のSmartMountは、Mac側でマウントしたディスク(外付けHD、CD/DVD、ディスクイメージ等)を自動的にネットワークドライブとして認識する機能。

図では、USB外付けHDがUドライブとVドライブ、Parallels Desktop 4.0のディスクイメージファイルがWドライブ、VistaのDVDがXドライブとして認識されている。
(YドライブとZドライブは、共有フォルダ機能でマウントされたMac側のホームフォルダとハードディスク)

通常、WindowsはHFS+形式のボリュームを認識できないが、ネットワークドライブとして認識されるので、Windows側からの読み書き可能である。
Smartmount

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2008年11月11日 (火)

Parallels Desktop 4.0:仮想ディスクのマウント

Parallels Desktopは3.0で起動中のWindowsゲストの仮想ディスクをMacのデスクトップにマウントする「逆共有フォルダ」機能と、仮想ディスクを直接ブラウズできる「Parallels Explorer」というツールを提供しているが、4.0ではそれらに加えて「Parallels Mounter」というツールが追加された。

停止中の仮想マシンファイルを右クリックし、コンテキストメニューから「Parallels Mounter」で開くと、仮想ディスクがMacのデスクトップにマウントされる。

VMware Fusion 2.0の「VMDKMounter」と同等のツールだが、NTFS形式の仮想ディスクの場合、VMDKMounterでは読み出しのみが可能であるのに対し、Parallels Mounterでは読み書き共に可能である点が異なる。

ちなみにVMDKMounterとParallels MounterのどちらもMacFUSE(Filesystem in Userspace)の機能を利用している。
Mount1Mount2

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Parallels Desktop 4.0:DirectX 9サポート

Parallels Desktop 4.0ではDirectX 9 Pxel Shader 2.0に対応(VMware Fusion 2.0と同じ)するなど、ビデオ周りの性能も強化された。

ただし、以前から「将来のバージョンで対応」と言われ続けていたVistaのAeroインターフェースは今回もサポートされなかった。iMac(Mid 2007) 2.0GHzで、Windows エクスペリエンス インデックスのAeroの値は「1.9」。やはりビデオ周りは弱い。@ITの記事によればAeroを利用するには最低でも3.0は必要らしい。

とりあえず、N-Bench v3.1くらいは動くことを確認した。
VistaNbench

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Parallels Desktop 4.0:Modality表示モード

Parallels Desktop 4.0では、全画面/ウィンドウ/コヒーレンスに続く第4の表示モードとして「Modality」が追加された。

ゲストOSのインストールなど、仮想マシンで時間のかかる作業を行う場合、仮想マシンのウィンドウ表示を縮小して、邪魔にならない位置に置いておける。環境設定で透明度も変更できる。

使い道があるかどうか分からないが、縮小表示の状態でもマウスを使ったゲストOSの操作ができた。
Modality

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Parallels Desktop 4.0:64ビットゲストOSのサポート

Parallels Desktop 4.0は64ビットOSをゲストOSとしてインストールできるようになった。

十分な実メモリを搭載していれば、仮想マシンに最大8GBのメモリ(VMware Fusion 2.0と同じ)を割り当てることができる。

仮想マルチプロセッサの機能もそうだが、現状Mac Pro以外の機種ではParallels Desktopの機能をフルに活用できないのは残念。
Memory

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Parallels Desktop 4.0:仮想マルチプロセッサのサポート

Parallels Desktop 4.0は最大8個の仮想マルチプロセッサをサポートした。
VMware Fusion 2.0は最大4個だが、個数よりも実装方式に大きな相違がある。

VMware(図左)では「シングルコアのCPUが複数個」として実装されているが、Parallels(図右)は「マルチコアのCPUが1個」として実装されている。このためゲストOSとして1個のCPUにしか対応していないのHome系のWindows XP/Vistaをインストールした場合でも複数のCPUコアを利用できる。

機材が無いため未確認だが、フォーラムで質問したところ、4コアCPUを2個搭載するMac ProでParallelsを動かした場合、「8コアのCPU1個」として認識されるという回答を得た。この回答の通りだとすると、Mac ProでHome系のWindows XP/Vistaを使う場合、Boot Camp環境では4コアしか使えないのにParallels上だと8コア使用できることになる。
V2P4

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Parallels Desktop 4.0:Leopard Serverゲストをサポート

Parallels Desktop 4.0ではゲストOSとしてLeopard Serverをインストールできる。
(Snow Leopard Serverも試験的にサポートされている)

ただし、Parallels ServerやVMware Fusion 2.0と同様、Appleの使用許諾契約上の制約から、クライアント版のLeopardはインストールできない。

仮想化はサーバー分野だけでなく、例えば開発者がテスト用にSnow Leopardの環境を構築する場合など、クライアント分野でも有効な技術である。Snow Leopard正式リリースまでにはライセンス条項が改訂され、クライアント版Mac OS XもゲストOSとして利用可能になることを願う。
Xsv

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Parallels Desktop 4.0 (ビルド3522)リリース

ParallelsがParallels Desktop 4.0 for Mac(ビルド3522)をリリースしている。

価格は旧バージョンと同じ79.99ドル。
今年9/1以降に旧バージョンを購入したユーザーは無償でアップグレードできる。
バージョン2.5/3.0からのアップグレード価格は11/30までは39.99ドル、それ以降は49.99ドル。
30日間試用できるトライアルキーも利用できる。
Pd4

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2008年11月 9日 (日)

Parallels Desktop 3.0 (ビルド5626)リリース

ParallelsからParallels Desktop 3.0 (ビルド5626)がリリースされている。
現時点で公式のChengeLogが出ていないのだが、MacUpdateによれば変更点はLinuxゲスト向けParallels ToolsのX.Org Server 1.4対応および自動更新時のdmgファイルのマウントに関する不具合とWIndows仮想ディスクのマウントに関する不具合の修正のみ。

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