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2008年5月30日 (金)

Multi-Root I/O Virtualization 1.0

久しぶりにPCI-SIGのサイトを参照したところ、遅れていたMulti-Root I/O Virtualizokureteitaの規格化がようやく完了した模様。
(Single Root IOVのほうは昨年規格化が完了している)

MR-IOVがドラフト段階ではベンダーも製品化が難しく、対応デバイスがないので仮想マシンソフト側の対応も進まないという状況だったが、これで仮想マシンのIOV対応が進むことに期待したい。

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2008年5月26日 (月)

OSx86について

これまで私はblogやサイトでOSx86プロジェクトに関する言及をあえて避けていましたが、builder by ZDNet Japanの「Mac OS Xを普通のPCで動かす」という記事についてどう思うか、というメールを頂きましたので、私の考えを書いておきたいと思います。私は法律家ではありませんから、以下の内容はあくまでも私個人の意見にすぎませんし、この意見が完全に正しいと主張するものでもありません。

1. Appleの使用許諾契約について
まず、「Mac OS XはApple商標を付したコンピュータにのみインストールできる」という使用許諾契約の内容については、4年前に「AppleのライセンスとMacエミュレータについて」に書いた意見から変わっていません。Appleから明確な見解が出ておらず、判例もないため判断については「保留」という立場をとっています。

2. OSx86について
私の解釈では、Mac OS Xを正規に入手し、自分で改造してPC(Apple商標を付したコンピュータ以外のハードウェア)にインストールする行為自体は違法ではないと考えます。
(繰り返しますがライセンスについての判断は保留という前提です)

しかし、その「改造したMac OS XのインストールDVDイメージファイル」をインターネットにアップロードする行為が「著作権法違反」であることは明らかです。「ダウンロードだけなら(現行法では)罪に問われない」とする主張も聞きますが、P2Pネットワークでの共有がダウンロードと同時にアップロードも行っているため、違法行為だと言われても反論できないでしょう。

「お金出して新バージョンのMac OS Xを買うのがもったいないからインターネットからダウンロードしてMacにインストールした」などとblogに書く人は普通いません。法律がどうこう言う以前の話として「悪いことだ」という認識があるためだと思います。しかし、「改造されたMac OS XのイメージをダウンロードしてPCにインストールした」などと書かれたblogは複数見かけたことがあります。改造の有無に関わらず、Mac OS XはAppleの著作物であり、P2Pネットワークで共有するのは違法行為だと思いますが、どういうわけか改造版だとそういう認識が薄いように思います。

私は原著作者でもないですし、正義漢ぶるつもりもないのでアングラな世界で何があろうと知ったことではなく、関わりたくもないですが、私の本業はプログラマーですし、著作権を軽視/無視するような行為が堂々とまかり通るような世界になるのは困ります。そういうのはどこか裏の世界で勝手にやって、表には出てくるな、と言いたいです。

3. builder by ZDNet Japanの記事について
「ZDNet Japanも落ちたもんだな」というのが率直な感想です。前編の導入部で「著作権法に違反していることは間違いない」と自ら言っておきながら、「こういうことができるけど、やったらダメよ」というのは通用しないでしょう。もともとアンダーグラウンドなネタを掲載しているサイト/雑誌ならまだしも、「エンタープライズコンピューティングの情報リソースセンター」を自称するサイトにふさわしい記事とは思えません。今後、ZDNet Japanが著作権の遵守に関する記事を掲載したとしても、説得力に欠けてしまうと思います。
私もライターの端くれですが、いくら読者の興味を引くことができるからといっても、やはり「超えてはいけない一線」というのがあるのではないか、そう思います。

以上のようなことから、私のblogやサイトでは今後もOSx86プロジェクトについて言及するつもりはありませんので、ご了承願います。

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2008年5月14日 (水)

Wine 1.0のリリースが間近に

オープンソースのWindows互換レイヤ「Wine」もついにリリース候補の段階に達し、大きな問題が無ければ来月正式リリースされる予定である。アルファ版のころから追いかけていた者としては感慨深いものがある。
Mike Kronenberg氏が配布しているDarwine 1.0-rc1をインストールしてみた。

Googleの資金援助もあってか、最近のWineはかなり互換性が向上しており、Photoshop CS2(体験版)なども動作するようになった。Darwineに同梱されているTRiX(winetricksのフロントエンド)を使って.NET Framework 2.0をインストールすれば SharpChess のような.Netアプリケーションも動作する。まだ若干の問題はあるようだが、おいおい解決するだろう。正式版のリリースが楽しみである。
Wine10rc1Pscs2Chess

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2008年5月10日 (土)

Parallels Desktop 3.0 (ビルド5600)リリース

5/9付けでParallels Desktop 3.0 (ビルド5600)がリリースされている。

主な変更点はWindows Vista SP1/XP SP3対応(Boot Campパーティション含む)や、MacBook Airとの互換性向上、共有フォルダの改善などで、大きな機能改善は無い模様。
(前リリースはビルド5584だったが、MacBook Airユーザー向けには専用ビルドとして5592が配布されていた)

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2008年5月 6日 (火)

VMware Fusion 2.0 Beta1公開

VMwareからVMware Fusion 2.0 Beta1(ビルド89933)が公開されている。

2.0 Beta1ではマルチディスプレイのサポートや、DirectX 9.0 Shader Model 2対応、Mac側で設定したプリンタを利用した印刷機能などの改良が行われている。また、設定画面やライブラリのインターフェースも変更されている。
Vm1

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2008年5月 3日 (土)

VirtualBox 1.6リリース

innotekを買収したSun MicrosystemsからVirtualBox 1.6がリリースされている。

これまでベータ版扱いだったMac版とSplaris版が正式リリースされた。ただし、Mac版ではネットワークがNATのみ、raw disk(実パーティション)未サポートなど、一部制限が残っている。

1.6では設定ファイルの形式が変更されたため、旧バージョンからアップグレードした場合、初回起動時に設定ファイルの変換とバックアップを行うかを問うダイアログが表示される。

なお、どういうわけか私の環境ではSafariではディスクイメージファイルが正しくダウンロードできず、Firefoxでダウンロードした。
(補足:Safariでダウンロードすると拡張子.bz2が付加されてしまい、それを展開するとマウントできないdmgファイルになってしまう。拡張子.bz2を除去すれば、そのままマウントできた)
Vb16Seamless

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2008年5月 1日 (木)

Parallels ServerでLeopard Serverゲストをサポート

正式なアナウンスはまだ出ていないようだが、Parallelsのフォーラムを見てサーバー製品紹介ページが更新されていることを知り、ダウンロードしてみたところビルド1990に更新されていた。本ビルド(Beta4)では、これまでのベータ版で実装されていなかったLeopard Serverゲストがようやく実装された。

なお、「Mac OS X ServerはApple商標を付したコンピュータ」にしかインストールできないため、Windows/Linux版のParallels ServerではLeopard Serverゲストを利用できない。また、ライセンスの解釈が難しいのだが(参考記事)、現状Parallels Serverでサポートされているのは「ホストもゲストもLeopard Server」というケースだけである。
Newmacvm_2Macvm

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