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2007年11月 1日 (木)

Leopard Server仮想化の可能性

以前にも書いたが、現状Mac OS X/同サーバーをゲストOSとして使用可能な仮想マシンソフトは存在しない。だが、Parallels公式blogによればLeopard Serverのソフトウェア使用許諾契約には仮想マシンでの使用を想定したと思われる記載があるという。

日本語の使用許諾契約の内容を確認してみたところ、「2.許諾された使用方法及びその制限」の項目にはこう書かれていた。

本契約により、お客様は、アップル商標が付されたコンピュータ一台につきMac OS X Serverソフトウェア(以下「Mac OS X Serverソフトウェア」といいます)を1部インストールし、使用することができます。お客様はその1部以外にもMac OS X Serverソフトウェアを同じアップル商標が付されたコンピュータにインストールし、使用することができます。ただし、インストールされるMac OS X Serverに対してそれぞれ個別に有効なライセンスを取得しなければなりません。

確かにこの文章は1台のハードウェアに複数のMac OS X Serverをインストールすることを許可しているように読める。「仮想化」などのキーワードが全く含まれていないため、例えば内蔵ハードディスクを複数パーティションに分割し、各パーティションにMac OS X Serverをインストールするようなケースに該当すると言えなくもないが、LinuxやWindows Serverでは仮想化機能が標準機能となりつつあるため、AppleもMac OS X Serverに仮想化機能を組み込むことを考えていたとしても不思議はない。早ければ近々発表されるであろう、次期Mac ProやXserveと共に何らかのアナウンスが行われるかもしれない。

前述の文章はクライアント版のMac OS Xの使用許諾契約には書かれていない。しかし、サーバーOSだけでなく、クライアントOSにおいても仮想化は重要な機能だ。例えばLeopardに対応していないアプリケーションを仮想マシン上のTigerで動かしたり、Leopardで開発したソフトを再起動せずにTigerで動作確認するなどの用途が考えられる。だが、現状Windows VistaのAeroインターフェースを動かすことのできる仮想マシンソフトが存在しないのと同様、仮想マシンでMac OS Xのインターフェースを完全に動かすのは困難だろう。派手なGUIはサーバーOSなら必要ないだろうが、クライアントOSでは見た目も大事だ。

仮に、Appleがクライアント版Mac OS Xの仮想化を考えていたとしても、IO仮想化が普及し、ゲストOSでも十分なアニメーション効果が体験できるようになるまでは発表しないのではないか、そんな気もする。

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