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2007年9月28日 (金)

VMware Fusionで準仮想化環境を利用する

VMwareのフォーラムによれば、VMware Fusionでvmxファイルに「vmi.present = "TRUE"」という行を追加することで準仮想化環境が利用できるとのこと。
(準仮想化はWIndows/Linux版のVMware Workstation 6ではサポート済み)

通常の「完全仮想化」と呼ばれる方式は、一般的なPCハードウェアをエミュレートし、その上で無改造のOSを動作させるものだが、「準仮想化」は仮想化に都合の良い仮想マシン環境を構築し、その上で準仮想化環境向けに修正(最適化)されたOSを動作させるため、性能的に有利とされる。
(Xenで言えば前者がHVMドメイン、後者がドメインUに相当する)

VMI(準仮想化を利用するためのインターフェース仕様)に対応しているUbuntu 7.04で試してみたところ、見た目は全く変わらないが、dmesgに「Booting paravirtualized kernel on vmi」と出力されており、準仮想化環境で動作していることが分かる。

このほか、ゲストOSの画面を遠隔操作できるVNCサーバー機能など、いくつかの隠し機能が紹介されている。
Vmi

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2007年9月27日 (木)

Windows Server 2008 RC0(その3)

どうやら現状ではViridian(Windows Server virtualization)は英語OSでしか動作しないらしい。日本語OSには使えないファイルが含まれていることになるが、リリース候補段階に達しているOS本体と異なりViridianはまだCTP(Community Technology Preview)段階なので、この程度の問題は仕方なかろう。

iMac (Mid 2007)に英語版Windows Server 2008 RC0(x64)をインストールし、「C:¥Windows¥wsv」にあるWindows6.0-KB939854-x64.msuとWindows6.0-KB939853-x64.msuをダブルクリックでインストールしたら、Server ManagerのAdd Roles(役割の追加)で「Windows Server virtualization」を有効にする。

マシンを再起動すると親パーティション(Xenのドメイン0相当)として起動するので、スタートメニューのAdministrative Tools(管理ツール)から「Windows Virtualization Management」を起動して、子パーティション(XenのHVMドメイン相当)を作成する。

正式に推奨されているゲストOSはx86版またはx64版のWindows Server 2008/2003だが、他のOSもインストールできるので、Windows XP Professional(x86)日本語版をインストールしてみた。
Wsv2

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LisaEm 1.2.0リリース

Apple Lisaエミュレータ、LisaEm 1.2.0がリリースされている。
Mac版(ユニバーサルバイナリ)、Windows版のバイナリと、Unix系OS向けのソースコードが公開されている。
本バージョンではLisa実機から取り出したROMイメージファイルが不要になった。
(従来通りROMイメージファイルを使用することも可能)

作者のsunder氏の68k MLAフォーラムでの発言によれば、実際のROMのコードは含んでいないとのことなので、独自にROM互換コードを実装したようだ。
Lisaem12

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Windows Server 2008 RC0(その2)

Windows Server 2008 RC0(x64)のiMac (Mid 2007)へのインストールに再チャレンジ。

前回DVDから正常に起動できなかったため、先にWindows Vista(x64)をインストールし、Vista上でインストーラを起動してServer 2008に上書きインストールする方法で導入に成功した。

Boot Campのドライバは使用できないため、とりあえずMarvellのサイトからx64用のドライバを入手し、ネットワークだけは使えるようにした。

肝心のViridian(Windows Server virtualization)は、Webサイトによれば、まず「C:¥Windows¥wsvにあるWindows6.0-KB939854-x64.msuとWindows6.0-KB939853-x64.msuをインストール」する必要があるようだが、なぜか「この更新プログラムはお使いのシステムには適用されません」と言われてしまう。

あまり時間もないため本日はここまで。
Wsv

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2007年9月26日 (水)

VMware Fusion 1.1 Beta(ビルド57919)公開

9/25付けでVMwareからVMware Fusion 1.1 Beta(ビルド57919)が公開されている。

DirectX9に対応したが、Pixel Shader未サポートのためWindows VistaのAeroインターフェースはまだ動かない。3DMark03は一部動作した。

また、メニューや設定画面が日本語化されている。act2から発売予定の日本語版はバージョン1.1ベースになると思われる。
Vm11aVm11b

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サーバーOSの仮想化機能

Windows Server 2008 RC0に含まれる仮想化機能、Windows Server virtualization(コードネーム:Viridian)を試したかったのでx86版をダウンロードし、iMac(Mid2007)にインストール。しかし、よくよく調べてみるとViridianはx64版のみサポートということで、再度x64版をダウンロードすることに。

しかし、BIOS経由で起動しようとすると「Select CD-ROM Boot Type:」というプロンプトが表示され、その画面でキー入力が効かないために続行させることができなかった。
(まぁ、そもそもBoot CampでサポートされているOSで無いため仕方ないのだが)

Viridianを使うには64ビットかつ仮想化支援機能をサポートしたCPUが必要で、残念ながら私の所有する他のPCで条件を満たすものはないため今回は断念した。

Mac OS X Serverの次期バージョン、Leopard Serverも来月の発売が予定されているが、仮想化の話は全く聞こえてこないので、仮想化機能が含まれることは無さそうだ。サードパーティ製の仮想マシンソフトでもゲストOSとしてMac OS Xおよび同Serverをサポートするものは無い。

しかし、Microsoftだけでなく、レッドハットも「仮想化はOSの一部になる」(Enterprise Watchの記事)とコメントしているように、サーバーOSにとって仮想化機能は必須機能となりつつあるため、このまま手をこまねいているわけにはいかないだろう。

Leopard Serverの最初のリリースには入らなくても、その後のアップデートや追加機能のような形で仮想化機能がサポートされる可能性は低くないのではないか。

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2007年9月25日 (火)

Windows Server 2008 RC0公開

Microsoftが次期サーバーOS、Windows Server 2008のリリース候補0版を公開している。
Webサイトから評価版が無償でダウンロードできる。

Boot Campが公開される前、Intel MacでWindowsを動かす様々な試みが行われていたころ、「MacのファームウェアはEFIなので、BIOSにしか対応していないWindows XPの起動は困難。Windows VistaでEFI起動がサポートされれば可能かも」などと言われていた時期があった。結局Windows VistaではEFIサポートは見送られ、逆にMacがBIOS互換機能をサポートすることでWindowsのインストールと起動が可能になったわけだが、Windows Server 2008のx64版ではEFIからの起動がサポートされる(x86版は未サポート)。

試しにiMac (Mid 2007)にWindows Server 2008 RC0(x64)のインストールDVDを入れると起動マネージャの画面に「EFI Boot」というラベルのDVDアイコンが表示された。ただし、このアイコンを選択して起動させることはできなかった(正式にサポートされているわけではないので無理も無いが)。

Appleは望まないだろうが、今後EFIの採用が進むと、一般的なPCでEFI経由でMac OS Xを起動しようという動きが出てくることは避けられないかもしれない。
Sv2008rc0

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2007年9月20日 (木)

LINA 0.70 リリース

9/18付けでLINA 0.70のソースコードがリリースされている。
LINAはLinuxアプリケーションをWindows、Linux、Mac OS X上で動作させる開発・実行環境。
(参考:5/30の記事)

残念ながら私の環境(iMac)ではビルドエラーになってしまっため、動作を確認することができなかったが。また後日試してみたい。

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2007年9月18日 (火)

MacとVT-d

VT-d自体はIntelの第2世代vProプラットホーム(Q35/X38チップセット)からサポートされているが、現行のMacでIntelのデスクトップ向けチップセットを採用した機種は存在しない。

サーバー向け製品では今年第4四半期ごろにリリースが予定されている次期チップセット(Seaburg)でサポート(PDFの15ページ目)されるので、当面Macの製品ラインナップが変わらないとすれば、最初にVT-dをサポートするのは次期Mac Proになりそう。

Mac Pro以外の機種が採用しているモバイル向けチップセットでVT-dがサポートされるのは来年第2四半期ごろにリリース予定のCantigaになると思われる。現行のMacBook ProおよびiMacはCresline(チップセット)+Merom(CPU)という構成なので、たぶんCresline+Penrynとなる次期モデルではまだサポートされず、さらに次のモデルチェンジを待つことになるだろう。無いものねだりをしても仕方ないのだが、こうなってくるとやはりデスクトップ向けチップセットを採用したミドルクラスのMacがあれば、と考えてしまう。

予定より遅れているようだがI/O仮想化(IOV)もPCI-SIGで規格化が進められているので、VT-d対応のデバイスや仮想マシンソフトが世に出るのもそう遠くは無い...と思いたい。
(VT-dで仮想化の対象となるデバイスはPCI Express接続のデバイスのみ)

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2007年9月17日 (月)

ParallelsとIntel

Parallelsがデスクトップ仮想化の分野でIntelと協力して開発を進めていることを発表している。

具体的な製品のスケジュールや仕様が示されたわけではないが、「SWsoft(Parallelsの親会社)はクライアントとワークステーションでVT-d/TXTをサポートする最初のソフトウェアベンダーとなるつもりである」と記載されている。

仮想マシンからI/Oデバイスの直接アクセスを可能とするVT-d(Virtualization Technology for Directed I/O)がサポートされれば、現在の仮想マシンで最大のネックとなっているビデオ性能の低さも解決するだろう。なお、TXT(Trusted Execution Technology)は以前開発コード名でLaGrandeと呼ばれていたセキュリティ技術のこと。
(ただし、ハードウェアやデバイス側の対応も必要になる。現行のMacはVT-dには非対応なので仮にParallels Desktopの新バージョンでサポートされたとしてもソフトウェアを更新するだけでは利用できない)

ちなみに競合製品である VMwareは昨年3月の段階でVT-dに対応する計画を発表している。

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2007年9月13日 (木)

ReactOS 0.3.3リリース

12日付けでReactOS 0.3.3がリリースされている。
(ちなみに0.3.2はスキップされた)

ライブCD版をiMac (Mid 2007)で試してみたが、起動はするもののマウスポインタが動作せず、使用できなかった。過去には2006年中にもIntel Mac(Boot Camp)での動作をサポートすると言っていた時期もあったのだが、その後Mac対応については言及されなくなってしまった。今後の対応についてもハッキリしないが、VMwareなどの仮想マシンで動かすことは可能。
(参考:0.3.1リリース時のOpen Tech Pressの記事)
Imac_rosRos033

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2007年9月12日 (水)

Parallels Desktop 3.0のビルド番号

自分でも少々混乱してきたので整理のためまとめてみる。

6月7日:3.0 ビルド4124公開。
6月10日:3.0 ビルド4128公開。Boot Camp 1.3ベータとの互換性問題を修正。
7月17日:3.0 ビルド4560公開。Linuxゲスト用Parallels Toolsの改善。ビルド4124/4128で一時的に省かれていたImage Toolが復活。プロトンから発売中の日本語版3.0はこのビルドがベース。
8月2日:3.0 Feature Update Beta1 ビルド5060公開。CoherenceモードでWindowsアプリケーションのウィンドウが個別に扱われるようになる。
8月24日:3.0 Feature Update Beta2 ビルド5120公開。最小化したウィンドウがドックに格納される。デスクトップや書類フォルダの共有が可能になる。
8月31日:3.0 Feature Update RC1 ビルド5144公開。
9月7日:3.0 Feature Update RC2 ビルド5158公開。WIndows側のファイルをMac側のゴミ箱にドラッグ&ドロップして削除可能になる。
9月11日:3.0 Feature Update正式版 ビルド5160公開。

今回のUpdateでCoherenceモードが改善され、VMware FusionのUnityモードとほぼ同等の機能となった。あとはVMwareでサポートされている仮想SMPと64ビットゲストOSのサポートだが、仮想SMPは現在開発中のParallels Serverでサポートされているので、Parallels Desktopでもそう遠くない時期にサポートされると思われる。64ビットゲストOSのサポートもFAQに「将来のバージョンでサポート」と記載されているので期待したい。

なお、公式ブログによるとParallels Serverは近々ベータテストの段階に入るようだ。パブリックベータが利用できるかどうかは分からないが、使えるものなら試してみたい。

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VMware Toolsオープンソース版

VMwareがVMware Toolsをオープンソース化して公開している。
(プレスリリース)

ただし、FAQには「Linux/Solaris/FreeBSDゲスト用のVMware Toolsの大半」と記載されているのでWindowsゲスト用のコードは含まれていない模様。

今後はVMware Toolsをあらかじめ含んだLinuxディストリビューションも登場することだろう。

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Parallels Desktop 3.0 Feature Update (ビルド5160)

ParallelsからParallels Desktop 3.0 Feature Update (ビルド5160)が正式リリースされた。
既存ユーザーは無償でアップデートできる。

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2007年9月 8日 (土)

Parallels Desktop 3.0 RC2(ビルド5158)

ParallelsからParallels Desktop 3.0 Release Candidate2(ビルド5158)が公開されている。

Windows側のファイルをMac側のゴミ箱にドラッグ&ドロップして削除できるようになった(削除したファイルはWindows側のごみ箱に移される)。

なお、公式ブログによれば正式リリースは1〜2週間以内の予定とのこと。

【訂正】
ビルド番号の誤記を修正(5188→5158)
Para5188

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2007年9月 3日 (月)

VirtualBox 1.5のシームレスモード

本来ならLinuxホストで試したいところだが、とりあえずWindowsホストでVirtualBox 1.5のシームレスモードを試してみた。Windows XP Professionalホストの画面上にWindows XP Home Editionゲストのウィンドウが表示されている。

ウィンドウ操作中にゲストOSのデスクトップが一時的に見えてしまうことがあるなど、まだまだ荒削りな感はあるが、今後改善されていくだろう。なお、ParallelsもVMwareもWindows/Linux/Mac版がリリースされているが、シームレス表示をサポートしているのはMac版だけであり、Windows/Linux版で利用できるのは現状VirtualBoxだけである。

Mac版のバージョンアップについて新しい話はないが、Mac版でもシームレスモードが利用できるようになれば、商用仮想マシン(Parallels/VMware)との機能差が縮まり、競争もより激しくなりそうだ。
Vb15

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2007年9月 2日 (日)

VirtualBox 1.5のリリース予定

innotek社のFrank Mehnert氏がMLで月曜日にVirtualBox 1.5を公開する予定と述べている。

すでに公開されているv1.5のユーザーマニュアルによれば、バージョン1.5ではホストOSとして64ビットWindowsがサポートされるほか、Parallels DesktopのCoherenceモードやVMware FusionのUnityモードと同様、WindowsアプリケーションのウィンドウをホストOS画面に直接表示する「シームレスモード」がサポートされるとのこと。

もともと次期バージョンは「1.4.2」と言われていたが、「1.5」に変更されたようだ。

なお、現在ベータ2が公開されているMac版についての言及は無く、Mac版も同時リリースされるかどうかは不明。

【追記】
予定通りWindows/Linux版のバージョン1.5がリリースされた。
現時点でMac版はベータ2(1.4.1)のまま変更無し。

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2007年9月 1日 (土)

Parallels Desktop 3.0 RC(ビルド5144)

ParallelsからParallels Desktop 3.0 Release Candidate(ビルド5144)が公開されている。

リリース候補ということでBeta2から機能の追加は無く、ほぼこのままの仕様で正式リリースされると思われる。既存の3.0ユーザーは無償でアップグレードできる。

個人的には3.0(ビルド4000番台)から色々と改良された点もあるのでバージョンは「3.1」でも良かったのではないかと思う。
(ちなみに2.1〜2.5も無償アップデートだった)
Para5144

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