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2006年7月29日 (土)

SheepShaverページ更新など

SheepShaverのページ」を最新版対応の内容に更新。Mac OS X版のGUI設定ツールとWindows版のネットワーク機能についての説明を追加した。

また、Lauri Pesonen氏のサイトが繋がらなくなっているので、その旨を「Basilisk IIのページ」に追記、HFV Explorerとヘルプファイルを私の「HFV Exploperのページ」にミラーし、ダウンロードできるようにした。

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2006年7月27日 (木)

OpenDarwinの活動停止

7/25、OpenDarwinプロジェクトが活動の停止を発表した。
Mac OS Xの中核部分であるDarwinはオープンソースではあるが、商用OSの一部であるため開発プロセスの全てを公開するわけにもいかず、外部の人間が開発に直接参加することは困難だった。そこで誰もが自由に参加できるプロジェクトとしてOpenDarwinが設立された。OpenDarwinへの貢献が本家Darwinへ反映され、最新のDarwinをベースに次のOpenDarwinがリリースされるという仕組みにすることで活動を活性化する狙いがあったと思われるが、期待したほどDarwin/OpenDarwinに関心を持つ開発者が現れなかったのだろう。
また、AppleのIntel移行後はx86版Darwinのカーネル(xnu)のソースコードが公開されていないなど、開発を続けにくい状況になっているのも一因だと思われる。

なお、OpenDarwinプロジェクトにはさまざまな関連プロジェクトがあるが、これらのプロジェクトはopendarwin.orgによってホスティングされているだけで活動自体は個別に行われているため、OpenDarwinの活動停止はこれらの関連プロジェクトも含めた活動停止を意味するものではない。DarwinPortsはプロジェクトの継続を表明しているし、DarwineのJim White氏にメールで聞いたところ(以前使用していた)sourceforge.netに戻るとのことだった。
URLやMLのアドレスの変更などで若干の混乱は避けられないだろうが、過度に心配することもないだろう。

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2006年7月18日 (火)

Xenoppix

Intel Macに対応したXenoppix(Xen3.0.2+KNOPPIX5.0.1) CD sizeがリリースされている。ただし、Intel 945系の内蔵ビデオ回路には非対応のため使用できるのはiMacとMacBook Proに限られる。
Intel MacへのXenの導入は、先に公開されたFedora Core 6 Test1でも可能だが、インストール不要でCD-ROMから起動できるXenoppixを使えば、より手軽にXenを試用することができる。
Xenoppix

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2006年7月 4日 (火)

CrossOver Mac

CodeWeavers社がWineベースの商用製品「CrossOver Mac」を7月下旬から8月上旬に59.95ドルで発売することを発表している。
Mac OS X上に仮想PC環境を構築するParallels Desktopとは異なり、WineはWindows互換機能をMac OS Xに追加し、Windowsアプリケーションを直接動作させるため、Windowsのライセンスが不要、リソース消費が少ない、動作速度が速い等のメリットがある。

ただし、Windowsの全てのAPIを完全に実装するのは難しく、「大半のソフトが問題なく動作するレベル」には達していない。Linux版のPicasa一太郎のように専用にカスタマイズしたWineを同梱した製品ではそれなりの成果を見せているが、汎用的なソリューションとしてはまだまだ完成度は低い。Linux版のCrossOver Officeは両者の中間的な製品と言え、サポート対象をMicrosoftやAdobeといったユーザーからの要望の高いアプリケーションに限定し、それに合わせてチューニングすることで互換性を高めている。ただし、Mac版Wine(Darwine)はまだ開発開始から日が浅いこともあり、Linux版Wineよりも互換性が低いのが現実だ。CrossOver Macがどの程度の互換性を確保できているかは不明だが、Linux版CrossOver Officeや現状のDarwineの完成度から想像すると、Boot CampやParallels Desktopの代替となるとは考えにくく、過度な期待は禁物だろう。

無償のWine(Darwine)と有償のCrossOverの機能差が気になるところだが、実は「Wineでは動かずCrosssOverでないと動かせないアプリケーション」はさほど多くない。例えばInternet ExplorerはそのままではWineで動作しないが、自力で設定を行えば動作させることは可能だ(有志による設定ツールも公開されている)。だが、CrossOver Officeを使えば面倒な設定を行うことなく、簡単に起動させることができる。CrossOver Officeの価格がその分の対価として妥当と思えるならば購入するのも良いだろう。また、CodeWeavers社はWineプロジェクトのスポンサーであるため、Wineプロジェクトへの間接的な支援として購入するというのもアリだと思う。

なお、「CrossOver Macではプリンタが使えない」という話を見かけたが、おそらくこれは誤報(誤訳?)だと思われる。Wine環境から印刷を行う場合はWindowsの印刷機能を使うのではなく、Linuxの印刷機能を使用する。この辺りの仕組みはDarwineでも同じであり、Mac OS X側で印刷できるよう適切にプリンタが設定されていればDarwine環境からの印刷も可能なことは私も確認している。Windows用のプリンタドライバをインストールする必要はない(逆に言えばWindows用のドライバしか提供されていないプリンタはDarwineからも使えない)。このためCrossOver Macで印刷できないとは思えないし、サイトにもプリンタは使えると記載されている。

図は、Intel iMacで動作しているFedora Core 6 test1でCrossOver Officeのトライアル版を動かしたところ。動作確認リストにないアプリケーションでもインストール・起動できる場合もあるが、「ひぐらしのなく頃に 体験版」は起動したものの途中でクラッシュした。
OutlookIe5_1H

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