OpenOSXのWinTel
OpenOSXのWinTelは取り上げる価値無しと思い無視していたが、友人から質問があったので少々書いておく。
MacNNのフォーラムにravenz氏が「Intel iMacでWinTelにWindows XPをインストールしようとしたが17時間経過しても完了しない」と投稿(スクリーンショットあり)し、それに対してOpenOSXの人間が反論している。
OpenOSX側の主張は「native perfomance」とはエミュレータが(Rosettaを使わずに)「ネイティブで動作するという意味」であり、(ホストマシンのCPUである)「Intel Core Duoと同等の速さとは言ってない」とのこと。補足しておくと、Mac版のVirtual PCが遅い原因の一つはPowerPC上でIntel CPUをエミュレートしているためだが、Windows版のVirtual PCはCPUエミュレーションを行わない。ビデオカードはエミュレートされるため総合性能ではホストマシンと同等の速度は望めないが、演算性能はほぼホストマシンに近い性能が得られる。これに対し、WinTelのベースとなっているbochsは移植性を重視していることもあり、Intel CPUで動いているWindows/Linux版でもCPUも含めてエミュレートしており、動作速度は遅くなる。
OpenOSX側はWinTel(bochs)の性能について「10〜20MIPSのPentiumクラスの性能」とコメントしている。Wikipediaによればi486DXで54MIPSらしいが、何れにせよ最初期のPentium(IIやIIIでなく)か、それ以下の性能しか出ていない。
Virtual PCの代用にするには無理があると言わざるを得ないだろう。
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