A/UXが動く68k Macエミュレーター Shoebill
面白いものを見つけたので久々にMacエミュレータネタ。
ShoebillはPeter Rutenbar氏によるMac IIエミュレータである(動作にはMac II、IIxまたはIIcxのROMイメージファイルが必要)。
これまで、Basilisk IIなどの68k MacエミュレータはMMU(メモリ管理ユニット)をエミュレートしていなかったため、仮装メモリ機能を使用できず、Mac用のUnix系OSをインストールすることもできなかった。
Shoebillは68020 (CPU) + 68851 (MMU) + 68881 (FPU)をエミュレートしており、Apple純正68k Mac用UNIXのA/UXを動かすことが可能となっている。
昨年2月に最初のバージョン(v0.01)がリリースされ、最新バージョンは7月にリリースされたv0.04である。
残念ながら私の環境ではやや不安定でクラッシュが多発するのだが、今後が楽しみなソフトである。
なお、Shoebillとはペリカン目ハシビロコウ科の鳥類であり、アイコンなどに鳥のイラストが使われている。
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